Avid Technology社身売りを検討 らしい

2023.5.24の記事です。


映像・音響編集ソフトを開発する米アビッド・テクノロジーが身売りを検討している。(Reuter 2023.5.24)

サプライチェーン問題が「音響ハードウェアの粗利益率を大きく圧迫する予想外の逆風」になった。



コロナの状況下でAvidの音響機材が半導体不足で……
といった話、私は聞いたことがありまして……。
あのあたりの物流問題の影響はあったのかなと思いました。
いまだに、続報がはいらない、作ってるんだか、作れてないんだかよくわからないアメリカ本国生産っぽい音響機材ってありますからね。どういう半導体調達のルート等の影響なのかがよくわかりません。そこに来て、欧米の方のおおらかで細かいところは気にしない感じが拍車をかけて状況を悪化させている気がします。

続報がなく、この先どうなってゆくのかはわからないのですが、弊社も使用しているProToolsも元々はDesidesign社がAvidに買われて現在のAVIDのProToolsになっている経過を辿っています。
Avidはビデオテープ映像をハードディスクにコピーする方法を発明し、ノンリニア編集というカテゴリを生んだ映像と編集業界に革命を起こした会社。今はDesidesignを傘下に収めて映像と音の両方を扱う会社になったわけで、それだけを聞くと無敵のような感じがするんですが、遅れをとらないようにソフトウェアとハードウェア両方を開発しながら連携させ、サポートしながら進めていくというのは、大変なコストがかかるであろうことは容易に想像できます。
編集マシンや編集ソフトも競争激しい様子は伺えますし。

今やwindowsPCもAppleのOSも更新頻度が早いですからね。
新しいバージョンのリリース前に対応を走らせてできる限り早くサポートなり、動作保証をつけることがユーザーからは求められる。大変な時代になったものです。
続報があればまた触れると思いますが、ひとまず、すぐにProToolsが使えなくなるとか、Avid製品がゴミになってしまうとか。そういった可能性は無いと!……思いたい。根拠はないですけども。アメリカの場合の合併や売却は株主判断や雇われのCEO判断になるのかな?という気がしますので、どう転ぶのか、何を目的としているのか日本からはほとんど見えない感じがします。

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この記事を書いた人

Hkurahashiのアバター Hkurahashi 代表取締役社長

株式会社オトナリウム代表取締役社長  
好きな言葉は  楽しみは春の桜に秋の月 夫婦仲良く三度くふめし

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