千住真理子さんのストラディヴァリウス。
その素晴らしい”イイ音”を聴きにスタッフと横浜のみなとみらいホールに聴きにいきました。
本格的な夏になる前の話なんですが、
良い音を知る、美しい音を聴いて耳を育てる、感性を養う。
そんな弊社の研修の機会をえました。1
横浜のみなとみらいホール、中華街で会食。
千住さんはデュランティという300年間弾かれることのなかった
お貴族様が大事、大切に保管されていた
名器ストラディ・ヴァリウスを所有されています。
そのバイオリンが千住さんのもとへやってくるお話はお母様のご著書にくわしい。
千住家にストラディヴァリウスが来た日。(千住文子 新潮社2005)
音の仕事していたら、ストラディヴァリウス、生で聴いてみたいと。
どれだけ美しい天上の調べなのかと。
そんなチャンスは巡ってこなかろうと、違う世界の話として思っておりました。
せいぜい、テレビ番組などでのストラディヴァリウスを聴いてた?
いや、ほぼ眺めてるに近かったと思います。
きっかけは本で。たまたま図書館でヴァイオリン商の方の著書を。
それから関連で千住真理子さんのお母様の本も。
(こういう隣接領域の本を一緒に読むのが好きですし、おすすめです。)
本で感動して涙してしまったのとともに、千住家の才能ごろんごろんっぷりに
驚きしかなかったわけですが。
(長男のお兄さんは超有名な日本画家の千住博さん。
つぎのお兄さんは超有名な作曲家の千住明さん。Vガンダムや鋼の錬金術師のアニメの作曲も)
そして超有名な真理子さん)
演奏は素晴らしかった。感動しきり。
終演後にサインも欲しいしでCD全部買うレベルでしたが売り切れてるレベル。
特殊な倍音がでてる、と、真理子さんに長年伴奏されてるピアニストの方が
おっしゃってたとか、お兄さんの明さんもこれは本物、これでしか出ない音
聞いたことがない音。とおっしゃってた、そのとおり。
奏法的なものもあるのでしょうけど、何度も
「あれ?ヴァイオリンあと5つぐらいない?見切れて見えない舞台袖に
ヴァイオリン帯がいるんだよね?複数に聞こえるんだけど……」
という瞬間がありました。
ヤベーな。笑 という。
ストラディヴァリウスが、とか千住さんが……。というよりも
もはや千住さんの骨と一体になったストラディヴァリウスという存在が
千住さんの体の一部となって全身の細胞を震わせて音という振動を
空間に電波させて魂をゆさぶって振動数が整ってアセンションする。
というような楽器の音だの演奏の奏法だの、という次元で
解釈することにはため息がでるような、形容し難い時間でありました。
そうですね、時間領域を超越したストラディヴァリウスの魂、命の
ようなものの波動もありました。ある種、真理子さんのストラディヴァリウスとの
出会いと引き寄せのように、ストラディヴァリウスに選ばれないと
聴くことはできない。そんな感じすらあったのかも。という。
脳波が調音、調律される感じで、隣の奥様きもちよくなって
眠ってしまってましたからね。脳波が整うんでしょうね。
月イチでホールコンサートでいい演奏をきいて脳波調整したい!と思いました。
横浜みなとみらいホール(ときめく音楽を海の見えるホール)
もとっても良くておすすめです。
会員になると様々、催しの案内きますので。
チケットもオンラインで簡単ですし、座席も指定で選べました。
「横浜まで演奏を聴きにいって、中華街で食事を……。」
なんていうとやたらポッシュ(庶民的でない気取ったサマ)で鼻持ちならないカンジ。
ですけど、そんなことはなく、もっと生活のなかに取り入れたいですね。
弊社所在の小平市も、西武新宿線小平駅前に”ルネこだいら”という立派なホールありまして
いろいろな催しありますけど、文化的に素敵なことだと思っております。
ご近所の三鷹市も芸術文化センターなる立派な施設ありまして
バックヤードツアーとか面白そうな試みをしています。(いつか行きたい……)
働いてるスタッフ、運営してくださってる方達に感謝!
2023.10.9祝日月曜日にルネの大ホールで15:00から小平第三中学校吹奏楽部の全国大会出場記念演奏会
あるようですね。無料!
うちの子供達の学区の中学でして、吹奏楽、強いんですよ。
いつも遅い時間まで練習していて、えらいな、と思います。
この演奏会は仕事で行けなく残念ですけども。
感性を養うとか、良い音を知る、聞くのはお金がかかる。
と敬愛する音響監督との話のなかで、とても頷いてきいていたことがあります。
生の演奏、体験がきちんとあって。聴衆と一体との体験もそうですし、
スタジオの良い機材。などもそうですし、響きのいい部屋や空間で。もそうですし、
良い録音を。名盤を。もそうですし、セレンディピティ(偶然の出会い)や
センス・オブ・ワンダー(自然に触れて深く感動する力)の領域にも
入っていく話だなと思います。
人生の生の経験や人との出会い、広義には旅行などで触れた音なども。
じっと止まっていても、成長はしない。
自分以外は皆、人でも物でも教えてくれる先生という意味の言葉です。
高校生の頃に敬愛する先輩から教えてもらった言葉です。
その後、このことばを愛する人にたくさん会ってきましたが
私は未だに大事に胸に、頭に刻んでいます。
その先輩と出会えるきっかけがあったことにも感謝しています。
先輩は沖縄でリアルで先生をしています。今は障害のある高校生たちを導いているのかな。
年に数度、電話で悩みを聞いてもらったりしてますが、また会いにいきたいものです。
- *機会を得た とか言ってますが積極的に必死にスケジュールやりくりして機会捻出。
中華街での食事付き遠足、音ロケ付き的。美味しい良いお店見つけられたので、
ぜひ→【菜香新館】(横浜中華街〜広東名菜・点心・飲茶)
忙しくて行けないので誰か代わりにいってお店応援!
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